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いつまで経っても他人行儀

2022.02.17 → コロナ療養日記
この一ヶ月近く、楽しい楽しいファッキンお仕事で地方へと出張していたのですが、後2日で帰れるという絶妙のタイミングで体調を崩し、発熱。念の為病院に行きましたところ、この2年ほど世界を騒がし続けております、お騒がせセレブ系ゆるキャラ「コロナウィルス君」に感染していることが確認され、現在、市が用意したホテルに隔離されるという憂き目に遭っております。

体調を崩した当日は熱もなく、何か身体がだるいなぁ……くらいのもので、仕事も殆ど完了している段階だった為、昼から早退をし「よっしゃよっしゃ……これでオリンピック男子フィギュアスケートがまるまる見放題だぜ!」などとホテルの部屋で一人ダブルピースを決め込んでいたのですが、夜に発熱し始めた段階でそのピースサインは萎れきり、ダブルフォークボールの握りに。
「ぇ……コロナだったら……どぅしよぅ……」などと、一昔前のアホな女子高生の顔をした疑心暗鬼で胸がいっぱいとなり、SNSなどでコロナについて検索しておりましたら何だかとても嫌な気持ちになって来たので、気分転換に男子フィギュアスケートについて検索したらむしろそっちの方が嫌な気持ちになる文章が多く「SNSはやっぱクソ!」「インターネットは人類には早すぎた!」「滅びよ人類!」などと叫んで就寝。

翌日病院に行ってPCR検査実施。
(※今回、僕の症状としては最高38.5度程度の熱が出る、普通の風邪の感じでした。喉が若干痛いくらいかな? といった印象で、世に数多転がるコロナしんどい説話に比べると非常にマイルドなものとなっておりますことを先にお含み置き下さい)

翌々日に「陽性反応がありました!」という、何故か嬉しそうなお医者様からの電話連絡が来た際には「えっ? 幼生? 妖星? 養成? 夭逝? YO! SAY! ?」などと僕の中の“ようせい”ボキャブラリーが続く限り、延々結論を引き延ばす作戦で半日は稼ごうかと当初は考えていたのですが、「そもそもそれほどボキャブラリーがない」「同音異語であることを言葉のやりとりだけで相手に認識させるのが難しい」「半日も知らない人と電話したくない」「フィギュアスケート男子フリーが観たい」という、僕の悪い意味での大人な部分が顔を出してしまい、粛々と「陽性」結果を受け止めました。その瞬間、僕は、ただの風邪である可能性の僕から脱却し、真の意味でコロナウィルス君とひとつとなり――外出出来ない、新幹線乗れない、故に帰宅も出来ない、市が用意した療養者用ホテルに移動するしかない……そんな立派な療養者にそのステージを移すこととなったのです。やったね!

そこからの生活はと言いますと、毎日7時半に館内放送にて起床、体温や血中酸素濃度を測り体調などについて報告し、13時頃に同様の報告を実施(共にネットを介して報告。5分で終了)
上記の過密スケジュールをこなしてしまえば、後はひたすら部屋の中でネットしたり本読んだりゲームしたりゴロゴロしたりするだけという、まさに僕が若い頃に激しく憧れ渇望し、しかし遂に掴み取れなかった引きこもり生活が展開されます。唯一、食事だけが三食仕出し弁当で、いい加減飽き飽きしてくる……お、おにぎりはもう食べたくないんだな……という逆山下清状態となる点で☆ひとつマイナスかな……でも防音もしっかりしてるし、何より無料で暮らせるっていうのが最高ですね! コスパは最高です! ★★★★☆
という、クソレビューをかましたくなるくらいに、ひきこもり耐性のある人間ならば快適に暮らすことが可能です。

コロナウィルス君と合一した人々(コロナ人)は、発症から最低10日間は隔離されないと駄目だという厚生労働省からのお達しがある為、早々に症状さえ収まってしまえば後はボーナスステージ……マリオ3に例えるとずっと絵合わせパズルやってるだけみたいなもんなので、アクションステージさせろ! というアクティブなアウトドア勢には大変辛いところかと思いますが、僕なんかは「え・あ・わ・せ・え・あ・わ・せ……」と体育座りしながら無表情で丸一日呟ける特質系なもんで、まさに無敵状態でした(※ここでいう無敵とは、敵をバンバンやっつけられるスター状態ではなく、ただただ他人と関わらずに済んでおり、敵が不在というだけの無敵です)

そんなこんなで無事に体調も良くなっており、明日にはこのホテルから退所の予定となっていますが、果たして僕は来週以降、また普通に働くことが出来るのか……それとも職場でコロナ人と迫害を受け、家に引きこもってマリオ3に精を出す生活に陥ってしまうのか……はたまたコロナが悪化してか、またはそれ以外の理由で死んでるのか……こう御期待だお!(※何とも酷いオチは、コロナウィルスが脳細胞に入り込んだせいかもしれません。まったく怖いですね)
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(14:24) 日記 / トラックバック(0) / コメント(3) /
2022.01.20 → Air podsちゃん失踪事件
先日クソみたいな仕事で出張へ赴いた際に、宿泊費を安く抑える為に一泊2000円という激安のビジネスホテルに泊まったのですけれども、さすがにその値段帯ですからして、パッと見は綺麗なのですが、隣室との壁が「ほぼ存在しないのでは?」「ひょっとしてプロジェクションマッピングなのでは?」と疑念を抱く程に薄く、隣の音がまる聞こえで大変に辟易しました。

特に就寝時、右隣からは何らかの動画音、左隣からはおっさんが電話で喋る声、そして真ん中の部屋からは僕の舌打ちが響き渡るという、地獄の日本フィルハーモニー交響楽団の演奏が奏でられたのですが、かと言ってこれを打破するためにロマンチックじゃない方の壁ドンや、どもりながら隣室に怒鳴り込むなどの処置を取りたくはなく、また2000円という値段帯的に宿泊されている方々も「頭のてっぺんから足指の先までびっしりタトゥーを入れている人」「おにぎりひとつのことで簡単に人を殺める裏世界の山下清みたいな人」「常にタモリみたいな真っ黒のグラサンをしていて、筋肉隆々で、長渕剛の歌が大好きな人」など、本来フィクションの世界に住んでいると思しき方々が飛び出してくる危険性もゼロではないので、「ノイズキャンセリング機能付きのAir podsちゃんを耳に嵌めて寝る」というまっこと大人の対処法を取り無事に就寝。事なきを得ました。

そして起床。AM6:00。
今まで3万円で購入したり、音楽を聴いたり、職場で仕事サボる時に活用したり、トイレに落としたり、一夜を共にしたり……様々な苦楽を共にして来たAir podsちゃんは、まったく何の兆候も無く、元からそんなものは存在しなかったように、こつ然と部屋から消え失せていたのです。それも――左耳側だけを残して。

最初こそ「はぁ……またあいつどっか行きやがって……ったく、しょうがねえなぁ……まぁ、どっかそのへんに落ちてんだろうけどさ……。ほら、あいつってさ……色が白いじゃん? だから、パッと見、ベッドのシーツと見分けが付きにくいんだよね。ついでに小さいから、気を抜くと直ぐにベッドの隙間とかに入り込むし……ほんと、毎回毎回探すことになる、こっちの身にもなれってんだよなぁ……」などと、隣家の幼馴染の娘を好きだけど素直になれず、むしろつっけんどんな態度を取ってしまう16歳の男の子キャラムーブをかましていたのですけれども、シーツの上を確認し、ベッドの隙間を確認し、部屋中の床をなめるように確認し、トイレや浴室まで確認し、ベッドのシーツを剥ぎ、枕カバーを剥ぎ、ベッドマットを剥ぎ、ベッド自体を移動させ、自分の靴やカバンの中などおよそ考えうる全ての箇所を確認し――隣室に気を使いながらも約一時間、マルサ並のガサ入れを敢行した結果、僕の中のコナン君がこう結論付けたのです。

この部屋で、今、何らかの犯罪が起こっている、と……。




「現場は4畳程度のクソ狭いビジネスホテルの一室。部屋の扉はオートロックとなっており、外部からの侵入は考えにくい」
「部屋にはベッド、簡易的な机がひとつ……隠れる場所は皆無。また、既に被害者の家族によるローラー作戦が実施されており、何処にも見当たらないことが確認されている」
「被害者であるAir podsちゃんは右耳と左耳のいわば双子。左耳は無事であり、部屋の中から消え失せていたのは右耳だけ、か……」

 僕の中のコナン君は事件の概要を簡潔にまとめると、部屋に一つしかない椅子に座りこみ、これ見よがしに腕組みをしてみせた。
「ふーん、なるほど。確かに不可解だね……」
 そうして暫く沈思黙考を決め込むと、トレードマークの蝶ネクタイを引っ張ったり離したりしてみせた後、僕の方にズイと顔を向けた。
「あ、そうだおじさん、一応だけど、部屋の外に転がっていったりとかってことは考えられない?」
「それは無いと思います」と僕は答えた。
「いくら安普請なホテルとはいえ、入口のドアの下にはAir podsちゃんが転がり出る程の隙間は……。せいぜい紙一枚が通るくらいの隙間しかありませんよ」
「紙一枚か……うーん……それじゃあ、扉を開けて自分で外に放り出した、って可能性は?」
「自分で放り出した? えっ……ぼ、僕がですか?」
 僕の中のコナン君の意外な質問に、僕は思わず素っ頓狂な声をあげてしまった。
「そ、そんなことあり得ませんよ! 僕はあの時、Air podsちゃんを両耳に付けてグースカ寝ていたんですよ? だ、だいたい、何で僕がそんな意味の解らないことをしなくちゃならないんですか!?」
「たとえば夢遊病。たとえば解離性同一性障害。たとえば一時的な記憶の錯乱。たとえば今回の事件がそもそも狂言である可能性。まぁ、理由は何とでも考えられるけど」
「そ、そんなこと言い出したらなんでもありじゃないですか!」
「僕の存在が生じているから解離性同一性障害の可能性は否定できないけど……」
 僕の中のコナン君はそう呟くと、左手の中指でメガネをクイクイさせた。
「まぁそう怒らないでよ。いちおう可能性を潰しておこうと思っただけだからさ。おじさんがそこまで自信満々で外に放り出した訳じゃないって言うなら、そうなんだという前提で話を進めるね」

「こうなると、残った可能性はふたつだね。ひとつは、まだ部屋の中のどこかに落ちているって可能性」
「だからそれは……」
「散々探して見つからなかったっていうんだよね。じゃあ、もうひとつの可能性」
 僕の中のコナン君のメガネがキラリと光り、そして爆発した。
「誰かが、部屋に侵入して、寝ていたおじさんの耳からイヤフォンを盗んだんだ」

「な、何やてー!?」
 僕は自分のキャラを【年下にも敬語を使うなめられがちな大人】から【無遠慮な関西弁のおっさん】に変更すると同時に、思わず叫んだ。
「だっておじさんは部屋の中を散々探したんでしょ? そして何処にも無いことを確認した。そうすると、部屋の中には存在しない訳だよね。ましてや、自分で部屋の外に放り出してもいない。なら、誰かが持って行った…っていうのが結論じゃない?」
「で、でも部屋には鍵がかかってたんやで? 扉はオートロックや。閉め忘れなんて事も考えられへん。鍵も勿論部屋の中にあったしやな……」

「オートロックのホテルってさ、良く鍵を部屋の中に忘れて、締め出されるお客さんがいるんだよね」
 僕の中のコナン君は、突然そんな脈絡のない話を始めた。
「あ、ああ、せやな。でも何やねん急に……」
「おじさんも何度か経験あるんじゃない? 何となく、うっかりしてそうだし」
「何やねん、そんな急にワイのことディスり出して……ま、まぁ、確かに何度かやった事あるけどや。あれやると、フロント行って鍵開けて貰ったりせなアカンから恥ずかしいんよな……」
「へぇ~フロントに行ったら鍵開けてくれるんだ~」
「そりゃあ、フロントにはマスターキーっちゅうもんがあるさかい……あっ!」
 僕の中のコナン君が大きく頷いた。

「そう……今回の事件の犯人は、恐らくフロントのおっさんだよ」
 僕の中のコナン君は犯人を追いつめる時のいつもの声でそう言い切った。
「このホテル、異常に壁が薄いでしょう? 多分おじさん同様、ノイズキャンセリング付きのイヤフォンをして寝る人が多いと思うんだ。フロントのおっさんは、多分この建物の特性にいつの頃か気づいたんだろうね。そうして、毎夜毎夜マスターキーを使っては、各部屋にこっそり忍び込んでイヤフォンを盗むようになった……ノイズキャンセリング機能付きのイヤフォンをして、しかも熟睡してる人間の部屋に入るなんて、造作も無い事だろうしね」
「せやかて工藤…何でや。何でそんな事をするんや…」
「最近のノイズキャンセリング付きのイヤフォンって結構な値段するからね。盗んだ品をメルカリとかで売って小銭でも稼いでたんじゃない?」
「な、なるほど…けど、それやったら、何でワイのAir Podsちゃんは片耳だけ残されてたんや? 同じ盗むんやったら、両耳の方がええやんけ」
「それは多分、おじさんが左耳を下にして寝てたからじゃないかな? 犯人は片耳を残したんじゃなくて、片耳を盗りたくても盗れなかったんだよ」
「な、なるほど……」
「Air Podsとかなら片耳だけとかでも売れたりするらしいしね。まっ、いずれにせよ本人に聞いてみたら? 行くんでしょ? 今から犯人を問い詰めに」
「お、おお! 当たり前やんけ! ちょ、とりあえず着替えるから……ちょっと待っとれ!」



そんなこんなで、いきり立ち急ぎ着替えておりましたところ、Air podsちゃんの右耳側が肌着と身体の隙間からポトリと落ちて来たので、僕は今後、二度と、自分の中のコナン君の推理を信じまいと誓いました。御静聴ありがとうございました。

「30代後半のダルダルの身体の皮膚感覚の無さを甘く見ていたぜ……バーロー……」
(22:50) 日記 / トラックバック(0) / コメント(2) /
2021.12.16 → 告白
突然ではありますが、わたくし37歳になる今の今まで「洗い物などの水に触れる作業を行っていると、猛烈な尿意に急襲される」というのは、そこら辺の小汚いおっさんから、ハイソサエティなセレブ女優まで含めた、全人類共通の悩みだとばかり思っておりました。

しかし先日テレビだかネットだかで「お風呂場でおしっこする習慣がある人は、やがてお風呂場に入るだけで尿意を催すようになり、遂には水に触れるだけで尿意を催すようになる」という知識――ナレッジ? に触れ、人間の可塑性と、そのパブロフの犬具合に驚愕すると共に「ほなら、この我が身に起きているこの現象は、人間由来の、万人共通のやつではなくって、お風呂場でおしっこをし続けるという、絶え間ない努力、弛まぬ功夫……己を律し、研鑽をし続けた者だけが獲得出来る、いわば後天的なギフトやったっちゅう訳なんやな……」と独り言ちたのでした。

なるほど……どうりで今までの人生、何度か「洗い物してたらトイレ行きたくなりません?」というのを、あるある話のノリでしてみたものの、どいつもこいつもキョトンとした表情を浮かべていた訳だ……。僕ったら、てっきり、さっきまで会話が盛り上がっていたにも関わらず、僕が喋りだすと途端に変な空気になる、あの「いつものやつ」だとばかり思いこんでいたのですが、そうではなく、彼等は皆心の底からピンと来ず、まっこと自然な発露として、あのキョトンを繰り出していたという訳なんですね……。

そんな、言うなれば虹村形兆に弓と矢で貫かれ、後天的スタンド使いとなったことを自覚し、黄金の心でもって社王町を守る決意を固めて日々を過ごしていた僕なのですけれども、少し前の休日に、洗面所で瞑目しながら髪の毛を洗っておりましたところ、足元がじんわりと生暖かい液体に包まれる事態に直面し、心の底から戦慄しました。
「遂に……遂に僕は水に触れるだけで……無自覚なお漏らしをするようになってしまった……! これが僕の新しい能力ッ! Act2! go!」

ほんでまぁ、よくよく確認すると水道管の継ぎ目からおもくそ排水(お湯)が溢れているだけだったので、僕は困難を克服して成長した康一君でも、レクエイム化を制御しきれずスタンドが暴走しているポルナレフでもなかったので、水道屋さん呼んで直して貰ったところ、どえらい金額を請求されて、最終的に雲状の魂が身体からフワッと抜け出して空に昇っていく、カッコいいエフェクトの感じで死亡したという、今回はまぁそれだけのお話です。投げっぱなしなオチは、ちょっと前に完結した「ジョジョリオン」へのリスペクトです。




ちなみに、上記以外で、割と長い間「皆そうなんだろ?」と勝手に思ってたけど、今までの人生で共感されたことがないから実際は違うんだろうなぁ……という事柄が以下だ!

・目が充血している人を見ていると、涙がめっちゃ出てくる。
・指を包丁でザックリ切ったなど、軽めのゴア描写トークを聞いていると、尻たぶの奥の辺りがゾワゾワする。
・携帯ショップなどの対面販売で、喋りが丁寧な人の説明を聞いてると、脳内から快楽物質みたいなものが出てきて気持ちよくなり、頭がぼんやりしてくる。
・Twitterのフォロワー数は0以外の数字は存在しない。

皆はどんな人体の不思議を抱えているかな? 良ければ(あんまり興味はないし、重すぎる奴はマジで勘弁して欲しいけど)是非教えてね! じゃっあねぇ~!
(16:29) 日記 / トラックバック(0) / コメント(2) /
2021.10.20 → だからあなたも生き抜いて
尾籠な話で大変恐縮ではありますが、先日、会社のトイレで「大泉逸郎が孫に対して抱いている感情」くらい大切にしております、我が愛しのAir pods pro(約3万円)を、ケースごと排便後の便器にダイブさせるという大失態を犯してしまいました。

ほんでまぁ、事の顛末を先に述べますと、僕の咄嗟の判断と機転(詳細は伏せますが、右手が汚染される)によって、今回、3万円の申し子ことAir pods proちゃんはその命を何とか救われたのですが、しかし、このような絶望的な状況に陥る度に、僕ったら「真面目に生きているのに何故……」という思いをその胸中に強く抱いてしまいます。

実際のところ冷静になってみれば『真面目に生きている』ことと『Air pods proの為に排便器に右手をぶっ込み、うっかり殺人を犯してしまった主婦のように1時間近く手を洗い続ける』ことには何ら関係性は無く、そこに因果関係を見出すなんてまったく滑稽な話なのですが、このような思考プロセスを瞬時に組み立ててしまう人は、僕以外にも案外多く存在すんじゃねぇかなぁと思うのです。

これは、古くは仏教伝来によっていわゆる因果応報的な考え方が広く日本人に分布されているからかもしれませんし、不条理性を嫌う脳味噌が何らかそこに関連性を見出そうと半自動で画策するからかもしれませんし、真面目に生きていれば幸せになれるよという幼い頃読んだ物語の刷り込みのせいかもしれません。
とにかく僕は、このような愚かしい思考プロセスを経て、今回の一件が起こった際に「何故……真面目に生きているのに何故……何故僕ばっかりこんな目に……」と譫言のような繰言をボソボソと述べながら、会社のトイレで一時間近く、たった一人戦い続けたのです。

ただまぁ、今回に限って言えば仕事サボってトイレの中でどうしようもないyou tubeの動画などを見ていなければこのような事態には陥っておりませんでしたので、この因果応報論の結論は一旦『保留』っつうことでひとつ宜しくお願い申し上げます。

末筆となりますが、わたくしも37歳というそこそこええ大人となりましたが、特にその自覚もなく、未だ中学二年生くらいの心持ちで、水中を藻掻くように毎日を送りながら、ごく稀に水面に顔を出しては「ああ……」などと嘆息するように呼吸をし、どうにかこうにかぼつぼつと生きております。皆様(足裏の角質のカチカチ具合を確認するくらいの頻度で、当ブログを極稀に覗きに来られてるであろう推定1~2名の皆様)におかれましても、やれコロナだの、やれKKだの、やれ大谷翔平だのと、何かと世知辛い世の中では御座いますが、どうぞご自愛のうえ生き抜いて戴きたいなと、このような社交辞令を述べさせていただき、今回は筆を置きたいなと思います。それでは次回更新(来世)までさようなら。
(17:59) 日記 / トラックバック(0) / コメント(5) /
2019.02.13 → 肋骨疲労骨折日記
仕事柄、埃っぽい環境で過ごすことが多く御座いまして、そのせいか三カ月ほど前からコンコンと空咳が続き、何だかやだな~……怖いなぁ~怖いなぁ~……と内心思ってはいたのですが、周囲には弱みを見せまいと「マスクしてればそのうち治んだろ、こんなもん」と、ぶっきらぼうに振る舞い(でもマスクは耳に優しいちょっとええ奴を使う)一向に収まる気配がない咳を堪えながら、自分の息が浸透しめっちゃ臭くなっていくマスクを被り労働に明け暮れる、そんな悪夢の如き日々を送っていたところ、肋骨にヒビが入りました。
(ここで少し解説を加えますと、上記の文章は、悪夢の如き「日々」で肋骨に「ヒビ」が入ったという、極めて高度なダブルミーニングな内容のものとなっております。良かったですね)

脇腹にちょっとした痛みが出始めた当初は、寝違えたか何かで、僕のインナーマッスルちゃんがおかしくなっちゃったのかな? と思って放置していたのですが、咳をすればするほど痛みは増し、くしゃみをすれば差し込むような痛みが襲い、着用しているマスクからは吐瀉物みたいな饐えた匂いがする(でも、ちょっとええマスクを使用しているので耳は快適)
これはもう多分死ぬんだな……死ぬんだ……死ぬんだよ僕は……と覚悟を決めて、午前中に仕事を抜けて病院に行きましたところ「ああ……こりゃ……咳のし過ぎで肋骨にヒビが入ってるね」というライトな告知を先生からいただいたのでした。

僕は存じ上げなかったのですが、長期に渡る咳の末の疲労骨折は、喘息をお持ちだったりですとか、気管支が弱くって咳が続くような人に見受けられる、割とお馴染みの症状なんだそうです。ただ、渡る世間は鬼ばかり、弱肉強食の娑婆世界に生きております都合上、周囲には余り弱みを見せられませんので、職場の人とかには、脇腹の痛みの原因を、この前通りすがりの東京四天王と喧嘩して……ほんでテンプシーロールを決められてから、ちょっと、ね……と、「ろくでなしブルース」と「はじめの一歩」のエピソードを非常に上手い具合にミックスしたオリジナリティー溢れる説明を、病院に行く前にはしておりましたので、咳が続いた挙句にヒビが入ってどうこうってのは、今更ちょっと、ね……。

そんなこんなで病院を出て、空を見上げながら「そうか……僕はまだ死なないんだ……僕にはまだまだやる事があるんだ……そうだよ……死んでいったあいつらの分も……僕は生きなくちゃならないんだ……」などと、死んでいったあいつら(過去に僕がプレイして死んでいったゲームのキャラ。例:マリオとか)に想いを馳せた僕は、とりあえず直近でやるべき事として、職場に原因は不明だが肋骨がいかれてしまっているので、本日はこのままお休みをいただきたい旨の連絡をしたのですが、事の仔細を上手い事聞いてくる総務の人から、骨のヒビ位で休めると思う事なかれ、半休で処理して戻って来いとのお達しを受けたので、僕の職場って何だかやだな~……怖いなぁ~怖いなぁ~……と思ったという、これはまぁそういう類の話なんです。
(20:34) 日記 / トラックバック(0) / コメント(2) /
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