いつまで経っても他人行儀

2005.11.19 → 前回までのあらすじ
牛タンゲームが大好きな田口岩雄(たぐちいわお)は、ある日近所の公園の池で半身浴をしていたところ、謎の美少女に声をかけられる。

「わっ! 君の顔、凄いニキビとか似合いそう!」

彼女こそ牛タンゲームの創始者、牛痰ゲル男(ぎゅうたんげるお)の孫、牛痰胸子(ぎゅうたんむねこ)だった……!

胸子はひと目で岩雄の秘められた牛タンパワー(牛タンゲームの上手さ)を見抜く。
胸子の計算によると、岩雄の牛タンパワーはおよそ98万牛タンであり、それは丁度、嫌いな先輩からの遊びの誘いをうまいこと断るのに消費するパワー量と同程度であり、乾電池に換算するとゲームボーイがだいたい45分程度持つくらいのパワーなのだった。
胸子は思わず感嘆の言葉をあげた。

「わっ! 君の顔、小銭みたいな匂いがする!」

自分にゲームボーイを45分程度も動かす力があることを知った岩雄は困惑する。
更には公園の管理人までも、岩雄に池で半身浴をされ、困惑する。
二人の困惑をよそに、胸子は遂に一人でジグソーパズルを始めるのだった。

「わっ! 君の顔、全3ピースで創れそう!」

二時間後、胸子は岩雄にプロ牛タン選手にならないかと持ちかける。
その稀有な才能を眠らせておくのは余りに惜しいと考えたのだ。
プロ牛タン選手のトッププレイヤーにもなれば、国に生活保護の申請をした上でなら一生食って行くことが出来る……!
悩む岩雄に、胸子は彼の恥骨をグーで三回殴りながら言った。

「わっ! 君の顔、ベーコンとかで殴ったら凄い良い音しそう!」

一方その頃、プロ牛タンリーグでは【ジュビロ居間だ】と【ガンバ面長】の2チームが熾烈な戦いを繰り広げていた。
この戦いに勝利したチームが、リーグ暫定一位に踊り出るのである。
小規模の公民館を借り切って行なわれている試合は、貸し手の都合で二時までに終了させなければならない……!
時計は既に1時45分を回っている。
果たして、無事に貸し手のオッサンに怒られる前に、2チーム(計六人)は公民館を退出することが出来るのだろうか……!?

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それ以上に、僕の将来が果たしてどうなってしまうのだろうか心配なので、これで終わります。
ご愛読ありがとう御座いました。
次回更新は四日後くらいを予定しています。
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