いつまで経っても他人行儀

2006.11.27 → 必殺技
こんにちは!
今日は格闘家の僕が長い年月をかけて編み出した193の【必殺技】の中から、特に凄いヤツをランキング形式で発表していっちゃうぞ!

【第4位】

『メソポタミア固め』 今までの餌食人数:一人

熱々のポタージュスープを全身に浴びた後、熟睡中の対戦相手の布団に潜り込んでしまおうという恐ろしい技が、この『メソポタミア固め』だ。
熱々のポタージュスープが、技の使用者の肌と、対戦相手の布団をしっとりと濡らしてしまうぞ。
ポタージュスープの「ポタ」と、メソポタミア文明の「ポタ」が同じ発音であることを応用した技なので、モンタージュ写真の「タージュ」と、ポタージュスープの「タージュ」が同じ発音であることに気づいてしまうと、二分の一の確立で「モンタージュ固め」になってしまうから気を付けよう!
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技のイメージ


【第3位】

『コーク・スクリュー・ドライバーΩ』 今までの餌食人数:三人

握力が20キロくらいしかないという非力さを巧みに操り、普段から決して重い荷物を持とうとせず、物を引っ張ったりするのも苦手で、ポテトチップスの袋を開けるのにもハサミを使っちゃう……そのハサミで対戦相手の胸を一突きにしようというのが、この『コーク・スクリュー・ドライバーΩ』だ!
殺傷能力は割りと高めの技なので、使用時には十分に注意! パーティージョークの範囲内で用いないと、何だか大変なことになってしまうぞ!


【パーティー好男が教える、今すぐ使えるパーティージョーク】
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「握力が弱いのを利用して、フェミニンな感じで女性を口説いてみるんだけど、全然モテないんだ……何故って? 僕は何も[持てない]からさ!」


【第2位】

『ジプシー・ローリング・サンダー』 今までの餌食人数:四人

全国にいる神田川俊郎のそっくりさんが、一同に介してリンゴをぶつけ合う「神田川俊郎リンゴ祭り」を企画し、町興しを狙うが、集まったそっくりさんはたったの二人……やむなく祭りを始めてみるも、一方の神田川俊郎のそっくりさんが、リンゴアレルギーであることが開始直前に発覚。あわや祭りは中止かと思われた。だが、もう片方のそっくりさんは、まるで悪魔のような神田川俊郎のそっくりさんだったのだ……! 
係員の静止を振り切り、容赦なくリンゴアレルギーの方の神田川俊郎のそっくりさんに投げつけられるリンゴの雨……果たして、この町興しは成功するのだろうか……?
そんな状況で思いついたのが、この『ジプシー・ローリング・サンダー』という技だ!
神田川俊郎の顔真似(出来るだけ厭らしい感じ)をしながら、対戦相手の嫌がる部位(眉間・臀部・胸骨など)をひたすら拳で殴り続けるシンプルな技なだけに、実用性が非常に高いぞ! ちなみに「ジプシー」は神田川俊郎の隠語だ! 覚えておこう!
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「料理は心!」


【第1位】

『なで肩ダイナマイト』 今までの餌食人数:二十三人

筋トレは週に二日、三十回ほどの腕立て伏せをしているだけだから、肩の筋肉の発達具合は人並み以下。だけど、このなで肩という名の窮鼠が、猫を噛むのは良くあること。時にはライオンの喉笛だって……噛み切ることがあるのだぞ!
そんな訳で、なで肩を隠すために大き目の肩パッドを常に装着し、その肩パッドの中には大量のカミソリを仕込んでおいて、試合が終わったら(大体ボコボコにやられる)早々と控え室に引き上げ、ナチュラルな仕草で対戦相手のロッカーにカミソリを仕込んでおくという技が、この『なで肩ダイナマイト』だ!
私服のポケットの中や、財布の中。相手がマスクマンならマスクの中など、パッと見では解りにくい場所に仕込んでおくと効果的。相手が指の先を切ったりしたら、笑いを堪えながら、なで肩を静かにいからせてやろう!
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「何も足さない。何も引かない」
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2006.11.19 → 出会い系サイト
彼氏が居ない寂しさから、今まで幾度も想像妊娠を繰り返し、その度に助産婦をしている友人から「こらっ!」とお叱りの言葉を受けたり、小銭を投げつけられたり、フランスパンで鎖骨の辺りを強打されたりしてきた私。

彼氏は欲しいけど……女子高育ちで、男性と喋るとついつい緊張しちゃって……緊張のあまり、肘の辺りからピュピュッとリンパ液を噴出させて、相手の目を潰してしまう。そんな特異体質のせいか、実は私、今まで男性と付き合った経験はゼロ。良く「飯島愛そっくりだね」って言われるから、顔にはそこそこ自信はあるんだけど……。

私は一生ひとりぼっちなのかな……一生、このまま、寂しさを紛らわすためにお風呂で真珠貝の養殖をし続けるのかな……なんて、そんな風に思い始めたある日、友達から薦められたのが、この出会いサポートサイト【ラブ・レター】だったの!

何とこのサイト、自分の名前と性別と、後は好みの芸能人を登録するだけで、自分にピッタリの男性を見つけ出してくれるっていう、凄いシステムになっているの! もちろん、登録も利用料も無料! 何でも、このサイトを運営している社長さんが、ガチで錬金術を使うことが出来るらしくって、だから無料で運営出来てるんだって! 凄いよね!

早速、好みの芸能人を「DA PUMPから脱退したSHINOBU」って登録して、待つこと十月十日後……寂しさに耐え切れず、またしても想像妊娠を繰り返していた私の元に届いたのが、今の彼からのメールでした。

(ええっと、ひょっとしたら、誤解を与えちゃったかもしれないけど、その「今の彼からのメール」っていうのは、もちろん私の想像妊娠から産まれたものじゃないよ! あの【ラブ・レター】を介した、彼からのメールだったのだ!)

それから、私と彼は少しずつメールのやり取りを繰り返して、お互いの理解を深めあった上で、今年の八月に出会いました。彼ったら、私の肘から飛び出すリンパ液の攻撃もかわしちゃうくらいに反射神経が良くてビックリ! SHINOBUには全然似てなくて「全身がえぐれて死ね!」って最初は叫んじゃったけど、なんとなく運命を感じて、その日のうちに付き合うことになって、今では二人で力を併せて、一生懸命、志村けんのファンサイトを運営しています!

皆も【ラブ・レター】で素敵な恋を掴んじゃおう!
(04:36) その他 / トラックバック(0) / コメント(5) /
2006.11.12 → 代打日記:少年探偵編 (解決編)
こんにちは! 名探偵コマンです!
11月7日の「名探偵コマンからの挑戦状」に沢山のご応募ありがとう!
今現在で1709通もの回答メールが寄せられていて、ビックリしています!(その内、実に9割がスパムメールで、残りの1割が肉親からのものでした)
さて、あなたの推理は当たっていたのかな? あなたが生まれてからずっと牛肉だと両親から教わってたそれは、本当は豚肉ではないのかな……?
さっそく解決編を見てみよう!

(ちなみに、事件編は下の記事だよ! 未見の人はそちらを先に読んでね! そして女性の方は僕のことを好きになってね! 男性……男性の方はチフスにでもかかってね!)

―――――――――――――――――――――――――

『名探偵コマンからの挑戦状』

[アイドルコンサート殺人事件 解決編]


【コマンの推理】

今回の事件のキーポイントは、「犯人は一体どのようにして密室状況を作り出したのか」ということと「何故、田中さんは前のアパートの部屋で死んでいたのか」ということです。

犯人は、なぜ不可能犯罪である密室という状況を作り出さなければならなかったのでしょうか。それも、田中さんが前に住んでいたアパートで。

容疑者のうち、まず胃液の飯島さんは除外されます。
飯島さんは胃液を自由自在に吐き出すことが出来ますが、どう考えても密室を作り出すことは出来ません。

では、超能力を使うことが出来る念動力男さんはどうでしょうか?
確かに、彼ならばテレポーテーションを使って、簡単に密室状況を作り出すことが出来ます。

では、犯人は念動力男さんなのでしょうか……?

しかし「念動力男さんがテレポーテーション能力を持っている」ことは周知の事実であり、仮に彼が犯人だとするならば、「不可能犯罪」である「密室を作りだす」意味が全くありません。
自分が超能力者であることをカミングアウトしている念動力男さんにとって、密室殺人を作り出すことはむしろ、自分に嫌疑の目を向けることにしかなりません。

勿論、その裏をかいて、彼がテレポーテーション能力を使って今回の事件を起こしたと考えれなくもありませんが、同じ能力を使うことが出来るならば、殺害後、遺体などはどこか遠い海にでも捨ててしまえば良いのではありませんか?

では、犯人はミッチェル・小林さん?

――残念ながら、それも違います。
ミッチェル・小林さんには絶対に田中さんを殺すことが出来ません。

何故なら――ミッチェル・小林さんは既に死亡しているからです。



【真相】

「……は?」

少年探偵である僕の推理を、それまで黙って聞いていた飯島さんと念動さんが、ほぼ同時に呆気にとられたような声をあげた。

「何言ってんの? 小林なら、そこに居るじゃん」

飯島さんがミッチェル・小林さんを指差した。
僕はその言葉を無視して、ミッチェル・小林さんに言った。

「もう良いでしょう。ミッチェル・小林さん。いいえ――田中康夫さん」

僕がそういうと、飯島さんと念動さんが同時に驚愕の表情を浮かべた。
一方、ミッチェル・小林さんは悪戯がばれた子供のように、マスクの間から舌をぺロリと出した。

「ハハハハハ。いやあ、上手く行くかと思ったんだけどなあ。駄目だったか……」

ミッチェル・小林さんは、顔のマスクをゆっくりと外した。
その下から現れたのは――

「た、田中……!」

殺害された筈の、田中康夫さんの顔だった。


【トリック】

良いですか皆さん。
今回の事件の被害者は、実は田中さんではなくミッチェル・小林さんだったのです。

ミッチェル・小林さんは、赤面症らしくて、いつもマスクを被っていたそうですね。お二人は彼の素顔を見たことがありますか? ……ありませんよね。当然です。先ほど、スイスに住まわれているミッチェルさんの両親に確認を取りました。どうやら、ミッチェルさんのご両親さえも、彼の素顔は五歳の頃から見ていないのだそうですよ。

田中さんは、そのミッチェル・小林さんの特性に気付いて、今回の入れ替わり殺人計画を思いついたのでしょう。
殺されていたのがミッチェルさんだと気付いたら、後は簡単なものでした。

先ず、田中さんは、コンサートの後、ミッチェル・小林さんを上手いこと殺害現場である昔のアパートへと呼び出します。二人は非常に仲が良かったそうですから、これはそう難しいことではないでしょう。指紋などの状況から判断するに、ミッチェルさんは割と頻繁に田中さんの部屋に来られていたようですしね。
そして、田中さんは犯行現場でミッチェルさんを殺害します。背中にナイフを一突き――ですね。
その後、田中さんはミッチェルさんのマスクを奪い、予め作っておいた合鍵を使って部屋の入り口を施錠し、外へと出ます。

後は、ミッチェルさんのマスクを被り、現在に至る――。

「つまり、この犯行現場は密室でもなんでもなかった、ってことか?」

飯島さんが言った。

「そういうことです。鍵は管理人さんに返却されていましたが、長年このアパートに住んでいた田中さんです。合鍵くらいは作っていて然るべきでしょう。僕達は殺されていたのが田中さんであるという思い込みによって、この密室が『成立不可能な密室』であると錯覚してしまったのです」

「し、しかし、分かりません……僕達はどうして殺されていたのが田中だと錯覚してしまったのでしょうか?」

念動さんがもっともな疑問を口にした。

「それが田中さんの非常に上手いところでした――。良いですか? 田中さんは身長を操ることが出来るという、非常に特殊な体質の持ち主です。田中さんはその能力を最大限に生かして、普段はとても高身長を維持されていたそうですね。普段から2メートル半ばくらいはザラで、凄い日には3.5メートルくらいの時もあった」

「ああ、そうか――」

飯島さんは気付いたようだ。僕は肯いた。

「そうです。田中さんは普段、その伸縮する体付きによって、自身を『俺は田中である』と証明していたのです。その顔をマジマジと見られるまでもなく、田中さんは田中さんであるという自己証明が出来たのです。一方――ミッチェルさんもマスクマンという特殊な体質(?)でした。常にリアルなマスクを被っているミッチェルさんにとって、マスクを被っていることこそが『俺はミッチェルである』という証明になっていたのです。そして、あのコンサートの日――」

田中さんは、身長を1.7メートルという非常におとなしいものにしていたのだ。コンサート前だから、顔をマジマジと見られる心配もないだろう。殺害された時の自分(正確にはミッチェルさん)の身長が、普段よりも低くても違和感がないように、そういえばコンサートの前は身長が低かったなあ、という認識さえ二人に植え付けられればそれで良い。

「身長をミッチェルさんと同等にした田中さんは、コンサートが終わった後に犯行をおかします。身長で自己を証明する田中さんと、マスクで自己を証明するミッチェルさん。田中さんは自分の『身長を奪う』ことによって、ミッチェルさんを自分に仕立て上げ、ミッチェルさんの『マスクを奪う』ことによって自分をミッチェルさんに仕立て上げたのです」

「な、なるほど……そういえば、記憶の中の田中の顔は凄く薄ぼんやりしているな……」

「ミッチェルさんの遺体の表情は苦悶に歪んでいました。ですから、余計にミッチェルさんだと分からなかったでしょうね。田中さんの部屋で死んでいたのですから、殺害されたのは田中さんだと錯覚しても全くおかしくありません。それに、もし誰かが違和感を覚えても、ミッチェルさんに化けた田中さんがこういえば良いのです。『確かに田中です』とね。違いますか? 田中さん」

僕は黙り込んでいる田中さんに尋ねた。

「……全く、とんだ名探偵が混ざってたもんだな。お手上げだよ。全部その通りさ。付け加えることがあるならば、コンサートでは俺と小林はいつも同じアイドルの似顔絵Tシャツを着ていたからな。衣服から死体の判断も困難になる、ってことくらいかな?」


【動機】


「動機は、一体何なのですか?」

僕は田中さんに尋ねた。それだけが解らなかったのだ。二人の仲は、とても良かった筈なのに。

「……俺達が好きなアイドルグループを知っているか?」

「モストデンジャラス娘……ですか」

「そうだ。そのモストデンジャラス娘に、俺が特に押している娘がいる。ユリネちゃんっていう子だ」

「お、お前まさか……!」

念動さんが声を荒げた。

「そうだ、念動。俺はな、ユリネちゃんの好みの男性に……ハーフの男に生まれ変わりたかったんだ。ユリネちゃんは『ハーフの男性と結婚する為にアイドルになったんだぴょん』っていつも言ってただろ?」

――だから、ミッチェルを殺した。
俺が、ミッチェルとして――ハーフとして生まれ変わる為にな……。


念動さんが聞いた、コンサート前の田中さんの言葉――

『俺は今日、生まれ変わるんだ』

あれは、そういうことだったのだ。

―――――――――――――――――――――――――

その後、田中さんは警察に全ての罪を自白した。
ただひとつ、動機に関してだけは、不明ということになった。
それは、ユリネちゃんに迷惑をかけたくないという、田中さんの強い想いからそうなったのだろう。彼の気持ちを汲んだのか、飯島さんも、念動さんも、その点に関しては全く知らぬ存ぜぬを貫いたようだった。僕も、それは同じだった。

―――――――――――――――――――――――――

ところで、田中さんが新しくアパートを借りたのは、部屋にあったアイドルグッズを移動させるため――つまりグッズにミッチェルさんの血がつかないようにするためだったらしい。
そのことを、僕は猥褻物陳列罪で捕まった際に、今回の事件を担当していた刑事さんから聞いた。
田中さんは狂っていたのだろうか――しかし、こと愛すべきアイドルのことに関しては、彼は驚くほど冷静だったのである。
冷静に――そして激しく、愛していたのだ。

僕は時々思う――結局、田中さんも僕も同じなのだ。
狂気などというのは、常に薄皮一枚隔てて僕達のすぐ近くに存在している。
僕はストリーキングを辞めることが出来ず、
田中さんはアイドル好きを辞めることが出来なかった。
それを放棄してしまえば、きっと殺人など犯さずにすんだというのに。

犯人と探偵を別つもの、それは全裸だったか、身長を自由自在に伸ばすことが出来たかどうか――ただ、それだけだったのだ。

「バァロゥ……」

暗い部屋で一人、僕は呟いた。つけっ放しのテレビからは、「モストデンジャラス娘」のユリネちゃんが、喫煙で補導されたというニュースが流れ始めた。


アイドルコンサート殺人事件 終わり。

――――――――――――――――――――――――

どうだったでしょうか? 犯人は当たってたかな?
えっ? 話が長すぎる? うるさい、全身が腐れ。

正解者には、ちゃんとびんちゃんさんの膝の裏のガサガサを送りつけるから安心してね!


真実はいつもひとつ……基本的にいつも一人ぼっち!

――その名はコマン! 名探偵コマン!
(02:40) 日記 / トラックバック(0) / コメント(4) /
2006.11.07 → 代打日記:少年探偵編 (事件編)
皆さん始めまして! 僕の名前は江戸川コマン! 三十九歳の少年探偵さ!
今日はこのブログの管理人さんの代わりに日記を書くことになりました!
タイピングには不慣れなため、至らない部分もあるかと思いますが、元気一杯頑張らせて戴きますので、どうぞ宜しくお願いします。

――えっ? 管理人のびんちゃんさんはどうしたのかって?
おやおや……不可解ですね。
僕は、今さっき「管理人さんの代わりに日記を書くことになった」とは言いましたが、その管理人が「誰なのか」とは言ってませんよ。
あなたは、何故このブログの管理人が「びんちゃんさん」だと知っていたのですか?
――答えはひとつしか考えられません。
それは――あなたが今回の事件の犯人だからですよ!

犯罪は何も生まない……そう、悲しみ以外は……。
ちなみに、びんちゃんさんは極度の鬱病に陥っているそうで、「痴女に襲われたい……美味しいカニが食べたい……出来ることなら痴女にカニを口いっぱい詰め込まれたい……」と呟き、部屋の隅で一日中三角座りを決め込んでいるそうです。痴女募集中だそうです。
itumadetattemotaninngyougi@yahoo.co.jp まで。

歳は三十九歳! 心はいつだって少年時代!
真実はいつもひとつ……! 基本的にいつも独りぼっち……。
その名はコマン! 名探偵コマン!

―――――――――――――――――――――――――――

さて、僕は名探偵だけあって、今まで様々な難事件に遭遇してきました。
天下に名立たる名探偵と言いますと、金田一耕助、明智小五郎、シャーロックホームズ、エルキュール・ポアロ、御手洗潔、中善寺秋彦、L、等など様々に挙げられますが、これらは全て僕が解決した事件を基に創作された名探偵であると言っても過言ではないのです。

昨日も、身体中にメンソール入りのリップクリームを塗りたくり、全身が凄いスースーする状態のまま、いっちょストリーキングでもやったろかい! と全裸で外出したら、さっそく殺人事件に遭遇して困ってしまいました。なぜって、早く家に帰らないと、僕の好きな声優が司会をやっているラジオ番組が始まってしまう状態だったからです。

しかし僕は天才的な閃きで、瞬時に事件を解決してみせたのです!
では、一体その事件とはどのようなものだったのか……。
以下にその時の状況を記してみますので、皆さんもこの不可解な犯罪の犯人を推理してみて下さいね! 

―――――――――――――――――――――――――――

『名探偵コマンからの挑戦状』


[アイドルコンサート殺人事件]


【犯行現場】

アパート「コムロギャルソン」の一室。
「コムロギャルソン」は年代物のアパートで、建築法など一切無視したように、隣にある同様の年数を経たアパートと、ほぼ密着した状態で建てられている。
そのため建築の段階から部屋には窓がない。

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【死体発見時の状況】

死体が発見されたのは昼の二時過ぎ。
管理人の老婆がマスターキーを使って部屋に入ったところ、死体を発見。
管理人の証言では、扉にはしっかりと施錠がなされていた。


【被害者】

田中 康夫(21)

近くにある大学に通う学生。
アイドル研究サークルに所属。
アイドルが何よりも好きで、アイドルのポスターを見ている時だけ、生きていると実感出来ていたらしい。
身長を自由自在に伸ばしたり縮めたりすることが出来る特殊能力を持つ(最長で367cm、最短で120cmになれる)ことから、別名「伸縮自在の康夫」と呼ばれている。
遺体で発見された時は身長178cmだった。

殺される前日に近くの大き目のアパートに引越しをしていた(鍵も返却済み)
なぜ前のアパートの部屋で死んでいたのかは不明。

遺体の状況から、死後半日程度が経過していると考えられる。
ダイイングメッセージなどは特になし。争った形跡などもなし。
最後に生存が確認されているのは、前日に行なわれていた「モストデンジャラス娘」というアイドルグループのコンサート会場において。


【容疑者】

容疑者として浮かんだのは、コンサート会場へ一緒に行っていた下の三人。


飯島 益男(22)

田中康夫の先輩で、同じアイドル研究サークルに所属。
アイドルが何よりも好きで、アイドルのDVDを見ていれば飲み食いしなくても一ヶ月は生きることが出来る。
自由自在に胃液を吐くことが出来る特技を持っており、別名「胃液の飯島」と呼ばれている。


念動 力男(21)

田中康夫の学友で、矢張りアイドル研究サークルに所属。
アイドルが何よりも好きで、宇宙の中心に存在するのはアイドルだと考えている。
超能力(サイコキネシスやテレポーテーションなど、物を動かす力に特化している)を自在に操ることが出来ることから、別名「サイキックの力男」と呼ばれている。


ミッチェル・小林(21)

田中康夫の親友で、スイス人と日本人のハーフ。当たり前のことながらアイドル研究サークルに所属。
アイドルが何よりも好きで、名前を「アイドル・好き男・小林」に改名しようか、「ミッチェル・アイドル・好き男」にしようかで迷っている。
赤面症を隠すため、いつも凄くリアルなマスクを被っているので、別名「マスクマン・ミッチェル・小林」と呼ばれている。


【証言】

飯島 益男の証言

「田中が死んじまうとはね。驚きましたよ、本当に。田中は良い奴でしたよ。ちょっと身長が伸び縮みするし、内蔵が腐ったような匂いがするから気持ち悪かったけど。えっ? 田中の最後の様子? うーん……そういえばあの日は何だかいつもとちょっと様子が違ったなあ。妙に静かだったっていうか。ほら、あいつ、身長を伸ばしたり縮めたり出来るでしょ。出来るんですよ。で、あいつ、興奮してる時は決まって身長が伸びるんだよね。普段のコンサートだと、だいたい3.5メートルくらいになってるんじゃないかなあ? でも、あの日は何だか普通の身長だったんだよね……。170か180cmくらいだったかな? コンサートに夢中であんまり覚えてないけど。まあ、身長が高すぎても気持ち悪いってことに気が付いたのかもしれないけどね。神聖なるアイドルの前な訳だし、良い格好がしたいじゃない。丁度良い身長でコンサートに臨もう……って思ったのかもね。分かんないけどさ。おかしな点といえば、それくらいかなあ……。……俺? 俺は普通にコンサートを楽しんで、その後家に帰って昨年のコンサートのDVDを見てたよ。ところで探偵さん、何で全裸なの? 胃液吐いちゃうよ、そんな格好されたら。ピュー。あっ、ほら、吐いちゃったよ。まあわざとだけど。」


念動 力男の証言。

「まさか田中が死ぬだなんて……今でも信じられません。あいつは、本当に良い奴で、僕が超能力者だと告白しても、まったく嫌な顔ひとつせずに、今まで通り付き合ってくれたんです……。そりゃあ、まあ、身長が伸びたり縮んだりするのと、内臓が腐ったような匂いがするのが若干うざかったけど……。でも、あいつは誰かに恨まれたり、殺されたりするような人間じゃないんですよ! ……えっ? コンサート当日の田中の様子ですか? ……そういえば、身長がいつもより低かったなあ。後、何だか妙なことを言ってましたね。『俺は今日生まれ変わるんだ』とか何とか。言葉の意味は良く分かりませんけど。……僕ですか? 僕はあの日は、コンサートが終わってから、直ぐにテレポーテーションで家に帰りましたよ。それからは、ずっとアイドルと結婚出来る黒魔術をおこなってました。えっ? 超能力が使えるなら黒魔術なんて要らないんじゃないかって? 探偵さん、残念ながら超能力は人の心までは動かすことが出来ないんですよ……」


ミッチェル・小林の証言。

「……田中は本当に良い奴でしたよ。ハーフでマスクマンの俺に、アイドルの素晴らしさを教えてくれたのは彼なんです。……あんな良い奴が死ぬだなんて、今でも信じられません。身長が伸びたり縮んだりするし、キモイって言ってる人も多かったけど、あいつはそんなことを気にさせないくらいに優しい奴で……えっ? 田中の最後の様子? うーん、身長が普段より低かったっていうことくらいしか……あっ、そういえば、コンサートが始まる前に、何だか変なこと言ってましたね。『最近、変な奴につきまとわれて困ってる』とかなんとか……。身長を自由自在に操れる特殊能力を持っているから、たまに身長の低い奴から嫉まれたりはしてたみたいだけど……。……コンサートの後ですか? 普通に家に帰って寝ましたよ。……マスクですか? マスクは、家に帰ったら脱ぎますよ。ええ、蒸れますからね。意外と通気性が悪いんですよ、このマスク。全裸の探偵さんなら、この気持ちも解るんじゃないですか?」

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一体、田中さんを殺した犯人は誰なのでしょう?
胃液の飯島? サイキックの力男? マスクマン・ミッチェル・小林? それとも……?
頑張って犯人を当ててみてね!
正解者には当ブログの管理人、びんちゃんさんのガサガサした膝の皮膚をプレゼントしちゃうぞ!

(答えは四日後くらいに発表しちゃうぞ! お楽しみに!)

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☆NEXT コマン’s ヒント☆

『身長』
(22:19) 日記 / トラックバック(1) / コメント(3) /
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