いつまで経っても他人行儀

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2007.09.19 → 誕生日プレゼントについて
およそ二週間前のことになりますが、僕の携帯電話に、幼稚園からの付き合いとなります、幼馴染のH君から「今度、俺の誕生日パーティーを開くから、プレゼント持って来てちょ」という、どうしようもないメールが届きました。

このH君ですが、三年前に初めて彼女が出来た途端、こちらからのメールや電話に、一切反応しなくなったという悪逆非道な過去を持っておりまして(確かに、三年前、繁華街でたまたまデートしている二人を目撃しました僕が取った行動――無言で彼のジーンズに唾を吐きかけて去る――は、いささか度が過ぎたものであったかもしれませんが……)僕が彼のために人間不信に陥らなかったのは、全く奇跡的であるとしか言えないでしょう。

当初は「その日はちょっと下半身が壊死しているから……」などと、どちらかというと断るスタンスを取っておりました僕ですが「美味しいケーキもあるよ!」というメールの文面に遂に根負けし、先週の土曜日にパーティー会場でありますH君の家へと赴いて参りました。

さて、誕生日パーティーに参加しますからには、勿論誕生日プレゼントを持参しない訳にも参りません。確かに過去、手酷い扱いを受けたことは事実でありますが、この際過去のわだかまりは水に流し、プレゼントには彼が喜ぶものを送ろう。純粋にそう考えました僕は、サプライズ要素を徹底的に排除し、彼自身に直接欲する物を尋ね、そしてそれが「グレンラガン」というアニメの「設定資料集」であることを突き止めたのです。

しかし「グレンラガン」というアニメに関しまして、わたくしネット上で名前を散見する程度、ほとんど無知なる状態だった訳でして、それを用意する作業は、とても骨の折れるものだったのです。しかしH君が望むのならば仕方ありません。僕は公式サイトを覗き、キャラクターの名前などをある程度把握すると、二日ほどせっせと頑張り、グレンラガンの設定資料集を自作しました。以下がそれにあたります。

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僕が勝手に考えた「グレンラガン設定資料集」

【キャラクターの章】

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主人公・シモンは、悪と自分を馬鹿にする子供を絶対に許さない、正義の心を持つ38歳。
34歳までは定職につかず、一日中公園を徘徊し、少年ジャンプを拾い読みする生活を続けていたが、ある日親に叱られたことを契機に、グレンラガンのパイロットになることを決意する。
グレンラガンは基本的に全自動で動くロボットのため、搭乗の際には退屈しのぎに拾ってきた少年ジャンプを必ず持ち込む。現在連載されているジャンプ作品の中で最も好きな作品は『To Loveる』で、嫌いな漫画はそれ以外の漫画。シモンにとっては「ラブコメこそが俺のジャスティス!」なのである。
根っからの戦士であるシモンは、グレンラガンが起動しない土曜・日曜も休むことなく、武器の風船ヨーヨーを片手に、警備と称して近所をうろつき回る。しかしその一方で、近所の子供たちを見かけると嬉々としてポケモン(初代)の対戦を申し込むという、幼い一面を見せることもある(そのため、近所の子供たちはよっぽどのことが無い限り、土・日を家屋の中でジッと息を潜めて過ごす)
落ちているガムを良く踏む。チームのマスコット的存在である。


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シモンの幼馴染であり、ジャグリングの達人でもある、ニア・テッペリンは自称不思議ちゃん。
チーム内ではもっぱら食事係を担当している彼女だが、包丁すら買えぬ貧困の中で生まれ育ったため、料理の際にはあらゆる素材を素手で引き千切る(そればかりか、シモンのTシャツなども引き千切る)
食材の買出しは、主に敵の陣地に建つスーパーを利用する。身重の妊婦を装い、腹の中に出来る限りの商品を万引きするためである。その手際は天才的であり、スーパーの万引きGメン達からは『片二重のグリズリー』と呼ばれ、恐れられている。また、万が一、出口で警備員に呼び止められた場合の逆切れの仕方も尋常ではない。
「証拠あるんか! 証拠!」「ちょ……触んなて! ちょ……い、イタッ! ……暴行! 暴行です! この人、今、私のお腹を殴りました!」「イタタタ……これ、完全にお腹の赤ちゃんに悪い影響あるわ……」「……一千万。慰謝料一千万」
などといった噛み付き方は芸術的ですらある。
生まれてから今まで誰も愛したことがない。チームのマスコットガールである。


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天才科学者にして、グレンラガンの開発者、リーロン・リットナーの頭部には、カルデラを思わせる大きな『穴』が開いている。
この穴の深淵からは、時折『囁く者』とリットナーが形容する、不可思議な存在の『声』が聞こえるという。
その内容は「チャンラー! マリリン・モンローでーす!」「世界で一番おもろいアニメは美味しんぼ」など様々であるが、リットナーはこれら『囁く者』の声から、飛躍的な閃きを獲得し、グレンラガンを始めとする、数多の革新的な科学技術の創出に成功したのである。
普段は頭部の穴に埃や雨が入らないよう、ベレー帽のようなものを被っており、その様子を指して、町の人々は彼のことを「天丼マン」などと呼び、親しんでいる(ただし、リットナー自身はその呼ばれ方を嫌っており、天丼マンと呼んだ人間を絶対に許さず、ナイフを片手に何日も執拗に付け回す)
電車内の盗撮で五度逮捕されている。チームのマスコット的存在といえるかもしれない。


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シャツ越しに映る豊満な胸、ホットパンツからスラリと伸びる足、健康的でありながら同時にエロティシズムをも漂わす腰のくびれ、憂いを帯びた表情を宿す可憐な顔……女性を形作る上において、およそ理想的といえるパーツで構成されたヨーコは、しかしチーム1の、いや――宇宙1のじゃじゃ馬娘なのである。
空手、クンフー、柔術、カポエラなどの様々な武術を体得し、銃器の扱いにも長けるヨーコは、例え相手が天を突く巨大ロボットであろうとも、臆することなく生身のまま立ち向かっていく。その強さは鬼神の如く、一部ではグレンラガン不要論が飛び出すほどである。
メンタル面も同時に完璧であり、誰に強制されるまでもなく、老いた両親くらいは簡単に山に捨ててしまう。ヨーコは何者にも砕けぬ『ダイヤモンドの覚悟』を保持しているのである。
髪の毛が全部枝毛である。チームのマスコットガールなのだ。


【ロボットの章】

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そろそろ設定を考えるのが面倒になってきました。

・敵ロボットなのである。
・動力は太陽エネルギーを使用していてエコロジーなのである。
・生活排水は完全にろ過される仕組みになっているのである。
・アンチスパイラル(外国?)という所からやってきたのである。
・移動の際にはTOKIOの「宙船」が常に流れるのである。
・戦闘の際には長渕剛の「とんぼ」が流れ始めるのである。
・乗組員が全員例外なくどエロなのである。
・『無駄なガンダムって何だ?』→答え『ムガン』
・『ム』無職の
・『ガ』外人
・『ン』ンドゥール・ダルビッシュ
・敵国のマスコット的存在なのである。


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「その力を手にした者は、望むならば神をも殺すことが出来る」
史上最強のロボット――グレンラガン。
その能力の全容は、開発者であるリットナー自身にも把握しきれていない。キャタピラの中には漫画喫茶の個室程度の空間があり、シモンはそこをグレンラガンの操縦席としている。
グレンラガンは基本的にオートで動く自律思考型のロボットで、本来ならば内部に人が入る必要はないのだが、親に叱られ家出してきたシモンが四年前から勝手に住み着き、現在では居住権を主張、パイロットを自称している。
背中の長い棒は男性の生殖器を模したもので、シモンが住み着くまでは近所の子供たちが良く鉄棒遊びに使用していた。
キャタピラの中はシモンのゲロ臭い。チームのマスコット的ロボである。

――――――――――――――――――――――――――

誕生日から数日経ちますが、不思議なことに、何故かあれからH君からは一切連絡がありません。二度目の裏切りに、流石の僕も人間不信になりそう。
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(05:13) 日記 / トラックバック(2) / コメント(0) /
2007.09.08 → 代打日記:UFO研究編
UFO肯定派の皆さん、始めましてこんにちは(否定派は脳に異物をインプラントされろ!)
びっしり生えた背中の毛にミステリーサークルっぽい模様がありますこと、お金が大好きなことで一部でお馴染み、わたしUFO研究家の愚麗 雅也(ぐれい まさや)という者です。
本日は当ブログの管理人、びんちゃんさんが精神的な病気になられたとのことで、わたしが代打日記を書かせて戴くことになりました。
びんちゃんさんが何故、どうして精神を病むことになったのか、わたしには解りません……しかし呆けた表情で「残暑が厳しすぎる……たまらん……美女にチューペットで殴られたい」とうわ言のように呟くその様は、まるで人知を超えた恐ろしい何かを目撃してしまったかのようです。そう、丁度UFOにアブダクション(誘拐)されてしまった人々のように……。

――――――――――――――――――――――――

さて、本日はUFO研究家でありますわたしの長年の研究成果をここで発表したいと考えております。
わたしはUFO研究家の中でも、特にUFOを呼び出す方法の研究を特化しておこなっています。
UFOを呼び出す方法と言いますと……
・屋上などの広い場所で行う。
・数人が手を繋いで円環状になる。
・「UFOさん、UFOさん」などと天空に向かって念じる。
といった方式が一般的に流布しているものだと思いますが、実はこのやり方では今やUFOを呼び出すことは殆ど出来ないのです。

どういうことか詳しく説明しましょう。
UFOの目撃例が多いのは、戦争や大地震など、歴史上のターニングポイントといえる時空間が多いと言われています。これはUFOという奴が観光や物見遊山的ともいえるような目的で地球に飛来していることを示唆していると言えるのです。

ですから、確かに過去のUFOならば、その物珍しさから上記のオールドタイプのUFO呼び出し術でも「あんな行事見たことない!」と飛んできてくれたかもしれません。しかし、どのようなものにも流行り廃りは存在します。現代のUFOは、上記のような方法をおこなったところでまったく反応してくれないのです。仮に反応してくれたとしても、それは田舎物のUFOか、まったくダサいUFOだけでしょう。
(解りやすい例を出しましょう。例えば貴方が今、街中で元チェキッ娘の全メンバーが一斉に歩いているのを見かけたとしても、サインをねだったりしますか? それと同じことがUFOにも言えるのです)

以上の点を踏まえまして、本日はわたしが長い年月をかけて編み出した、グレイタイプのエイリアンも驚く最新式のUFO呼び出し術をここに公開したいと思います。余談ですが、グレイタイプのエイリアンは滅多なことでは驚きを表面に出すことが無いと言われているのです。
(最近ですと、マークパンサーの妻が麻薬で逮捕されたニュースに驚いたと噂されています)

貴方もこの方法をおこなえば、きっとそのUFO出現率に驚かれることでしょう。
ただし……UFOを呼びすぎた結果、記憶が時折一時的に無くなる、首の後ろにバーコードのようなものが浮かび上がる、母親がMMRのコミックを全巻集めだす、自己破産するなどの事柄が発生したとしてもわたしは一切関知致しませんのでご注意下さい。

――――――――――――――――――――――――

『最新式! UFO呼び出し術!』

【ステップ1:準備をしよう】

UFOを呼び出すには、念入りな準備が必要になります。
先ずは次のものを身に纏いましょう。

・手持ちの中で最も奇抜なTシャツ(特に好きでもない歌手のコンサート会場で売っていたものなど)
・手持ちの中で最も奇抜なズボン(少しばかりリスキーですが、いっそ何も履かないという手もあります)
・手持ちの中で最も奇抜なアクセサリー(シースルーの肩当てなど)

これらは貴方自身を飾り立てることによって、少しでもUFOにアピールすることを目的としたものです。当然のことながら、一度使用した服装で二回目の呼び出し術をおこなうと「またその格好?」と言われ、UFOの好感度が下がってしまうかもしれませんので注意が必要です。
(これは最近の恋愛シュミレーションゲームでも見受けられるシュチエーションですね)

更に、絶対に用意しなければならない物があります。
それは「漆黒のサングラス」です。

およそ遮光板と見紛うかの如き、前が絶対に見えない漆黒のサングラスは、UFOが放つ強烈な光から目を保護するために、絶対に必要不可欠な物なのです。
(そんなサングラスなんて持っていないよ……という場合は、手持ちの眼鏡のグラスを黒のマジックインキで塗り潰して代用しましょう。あるいは、とても大胆な手法ですが、いっそのこと事前に失明してしまうというのも、ひとつの手かもしれません)


【ステップ2:人を呼び出す】

UFOを呼び出すには、やはり複数の人間が必要になるものです。
このステップこそ、UFOを呼び出す最大の難関だと言えるかもしれません。

大抵の人がそうだと思いますが、知り合いや友達を遊びなどに呼び出すという作業は非常に神経を使うものです。
メールの文面ひとつにも細かく気を使う必要がありますし、万が一断られでもした場合には、ひょっとしたら自分は嫌われているんじゃないか? 一日中エロい事ばっかり考えてることが遂にバレてしまったんじゃないか? などと考え込んでしまうことになります。
(この場合「エロい事とは言っても、これは高尚なエロス――つまりタナトスの対極としてのエロスなのだよ」などの詭弁を弄すると良いかもしれません)

また、そもそも友達はおろか知り合いが一人も存在しないというパターンも考えられることでしょう。そのような場合の対処法としては、ネット上でサイトでも持ち、オフ会を開催して輪を広げるという方法があります。
(迂遠なように思われるかもしれませんが、人間関係の礎を築くのにネットは割合に効果的だと考えられるのです。ただし、二回ほどオフ会を開いてみたものの、参加人数が両方ともゼロ人だった、という悲惨な事例も中には存在しますので注意が必要です)

どうしても人が集まらない場合は、何とか事情を説明して家族を呼ぶと良いでしょう。
(UFO呼び出し術が切っ掛けで、不仲だった家族が絆を取り戻したという事例も聞かれるのです)

集める人数の目安としては3~49人程度が良いでしょう。
2人以下ですと行動しやすい反面、そこで世界が完結してしまい、UFOが参加し難い可能性がありますし、50人以上集めてしまいますと、今度は逆にUFOに怖がられてしまう可能性があるのです。
(ところで、わたしは余り人が多い場所に行くと、瞼が痙攣を始め、上手く呼吸が出来なくなることがあります。わたしが超自然現象の存在を確信したのは、この不可思議な体質が十六歳の頃に発現しだしたからなのです)


【ステップ3:お金を工面しよう】

貴方が世の中で最も興味ある事柄といえば一体なんでしょうか?
……勿論、お金ですよね。
「小銭のジャラジャラ言う音」を録音してi-podに入れている貴方なら理解することが出来ると思いますが、お金こそがこの世のジャスティス!
それはUFOだって同じことなのです。

UFOが好むお金は、特に日本紙幣の一万円札だと言われています。
ステップ2で集めた人数×50万円程度のお金を事前に工面しておくことが、UFOを呼び出す最大の秘訣なのです。
えっ? そんなお金なんて何処にも無いですって……?
そんなことは決してありません。
「UFOに遭遇したい!」という確固たる一念を持ち、日々倹約すれば一人頭五十万円程度のお金は、半年もすれば工面することが出来る筈です。
(余りお奨めはしませんが、どうしてもお金を工面することが出来ない場合、この世のものとは思えない恐ろしい表情で、両親の脛を噛んでしまうという方法もあります)


【ステップ4:パワースポットへ出かけよう!】

さあ、遂に準備は整いました。ここまで来たら、後はUFOを実際に呼び出すだけです。
ですが……ここでひとつ大きな注意点があります。
それはUFOを呼び出す“場所”の重要性です。

場所なんて自宅の庭や近所の公園で良いんじゃないの? と考えられる方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。無論、そのような場所にUFOが来てくれる可能性はゼロではありません。
しかし、ここまで頑張って来たのです。少しでも確実性を求めるならば、「パワースポット」と呼ばれる特別なポイントでUFOを呼び出すのが得策だとわたしは考えます。
(「パワースポット」とは? ……例えば、貴方が大好きなインターネットで、日々お気に入りのサイトをネットサーフィンするように、UFOにもお気に入りの場所や通り道というものが存在するのです。そして、それこそが「パワースポット」と呼ばれる場所なのです)

当然のことながら、今までUFO呼び出し術に余り馴染みの無かった殆どの方にとって「パワースポット」が何処に存在するのかなど、知る由もないことでしょう。
……特別にお教えしましょう! わたしの家の前に存在する、割と広めの公園……そここそが日本で唯一と言って良い程の確実な「パワースポット」なのです!
(それは余りに御都合主義的ではないか! とお怒りになられる方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。ですが、これは決して偶然ではないのです。わたしが長い年月をかけて、幾度も幾度もUFOを呼び出し続けた結果――努力の結果として、そこは特別な力を秘めた場所「パワースポット」へと転じたのです)

とはいえ、これ以上ここで「パワースポット」のその詳細な場所を申し上げることはさすがに出来ません。人が集まりすぎては、パワースポットはそのパワーを失ってしまうのです。
しかし、どうしてもと仰るのでしたら、秘密保持を確約させて戴いた上、お教えすることもやぶさかでは御座いません。どうぞ、わたし宛にメールを下さいますようお願い致します。
(大量のメールが来ることが予測されます。返信が大変遅れる可能性がありますことを事前にご了承下さい)


【ラストステップ:UFOを呼び出そう】

さあ、遂にその時がやって来ました。
貴方はステップ1、2、3で用意した荷物と人とお金を用意して、パワースポットに赴く必要があります。
パワースポットに着きましたら、くどいようですが、ステップ1にて用意した「漆黒のサングラス」を直ぐにかけることを忘れてはいけません。これを忘れてしまうと、失明の危険があるばかりか、貴方に大変な不幸が降りかかる可能性があるのです。
(不幸の一例:好きなあの娘のうなじと額が日に日に黒く汚くなっていく。――このような恐ろしい不幸を回避するためにも、絶対にサングラスの着用を忘れてはいけないのです。欧米人でもない貴方ですが、普段からサングラスを常用するのもひとつの手かもしれません)

漆黒のサングラスをかけて前が何も見えなくなりましたら、夜中の二時を回るのを待ちましょう。一般的に「草木も眠る丑三つ時」などと呼ばれるこの時間帯は、オバケのものだと思われがちですが、実はそれ以上に、UFOにとってのゴールデンタイムでもあるのです。
(わたしの研究によりますと、オバケとUFOには深い因果関係があるのではないかと言われています。冒頭でも述べましたように、UFOには非常に強い野次馬性がありますから、オバケ見たさにその時間帯に多く飛行するのではないか? とわたしは考えるのです)

さあ、二時になりましたらいよいよ行動開始です。各自、先ずは手に五十万円分の札束を持ちましょう。
そして、
「オイヤ!」「セイヤ!」「セイヤ!」「セイントセイヤ!」
「クルマダ!」「クルマダマサミ!」「クルマダマサミ!」「マサミスト!」
などと大声を出し合いながら、その距離感を図りましょう。
そして、上手い具合に等間隔になるよう並びましたら、そのまま円状になるようゆっくり動いていきましょう。
(マサミストとは、車田正美の熱心なファンを指す言葉です)

そして――そこで手に持った札束を一枚一枚引き抜き、周囲に投げるのです!
同時に
「UFOさん! UFOさん! UFOさ……UFO……UF……Uフォォォォォォ! ウフォォォォォォォォォ!」
などと感情を昂ぶらせ、酸欠になるまで、わたしの家にその声が届くくらいに叫ぶのです!
(この場合、最初からUFOさんのことを「うふぉさん」と呼んでいるとスムーズに絶叫へと移行出来ます)

さあ! 全てのお金を投げ捨てた時、UFOは貴方の目の前に現れる筈です!
不思議なことに、漆黒のサングラス越しにも、その金色に輝く眩い光源はくっきりと見えることでしょう!
それこそがUFOです! 貴方は遂にUFOを見たのです! 信じるのです! 貴方の世界にとって、それこそがUFOであると!
(疑ったその瞬間、貴方の前にUFOが現れることは金輪際無いでしょう!!)

――――――――――――――――――――――――

しばらくの間、誰も言葉を話すものはいないでしょう。
UFOを遂に見たという恍惚感が、貴方達に絶対の至福を与えてくれるでしょう。

しかし、物事には必ず終わりがあります。
UFOは去りました。貴方は帰宅せねばなりません。
しかし決して……良いですか? 決して、サングラスを外してはいけません。
家に帰り、すっかりくたびれた身体をベッドに横たえるその時まで、決してそのサングラスを外してはいけないのです。

――――――――――――――――――――――――

以上が、わたしがお教えする最新式のUFO呼び出し術です。
大変長くなってしまいましたが、この方法をおこなえば誰でも簡単に、ほぼ確実にUFOを見ることが出来るでしょう。

……えっ? 投げ捨てたお金はどうなったのかですって?
それは……わたしにもはっきりとは解りません……。
恐らくは、UFOが持ち去ったのではないかと考えられますが……。
……UFO研究家のわたしにも、まだまだ解らないことは沢山あるのです……。
でも、だからこそUFOの研究は楽しいのです。

わたしの家の前に存在する「パワースポット」に乱れ飛ぶUFO……札束……わたしはこれからも生涯を通してUFOを研究していくつもりです!
UFOとは一体何なのか……どの程度のお金を得ればわたしという人間は満足するのか……その真相を確かめるまで!!

――愚麗 雅也
(05:41) 日記 / トラックバック(1) / コメント(3) /
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