いつまで経っても他人行儀

2007.11.25 → 歯を食いしばれ! 新作ゲーム情報!
全盛期のカールルイスに例えられるくらいに、とにかく何処よりも速いゲーム情報をお伝えしている当ブログですが、本日は何とあの世界的アクションゲーム最新作の情報をキャッチしてしまったぞ!

『スーパーマリオワンダフル―買い物地獄―』

対応機種:wii
発売日:永遠に未定


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あのウォルト・ディズニーが創出したキャラクター達に勝るとも劣らぬ知名度を誇り、ゲーム黎明期から今日に至るまで、世界中のあらゆるゲームプレイヤー達を熱狂の渦に巻き込んできた、青いオーバーオールに赤い帽子がトレードマークのMr,テレビゲーム――マリオ!

果て無き宇宙空間を舞台に、上へ下へ表へ裏へと大冒険を繰り広げたマリオシリーズ最新作「スーパーマリオギャラクシー」が発売されておよそ一ヶ月……早くもその続編が登場してしまうぞ!

「スーパーマリオギャラクシー」では、その余りの面白さにしてやられ、筆者に「もしも私がヤクザだったら背中にマリオの刺青を入れたであろう」と言わしめたこのシリーズ(注:筆者は女性にビンタされるのは割と好きだが、実は痛みに極端に弱いのである)今回は果たしてどのような作品に仕上がっているのだろうか? 現時点で判明している事柄を紹介していこう。


【ザ・ニューワールド】

マリオシリーズの魅力には様々な要素があるが、そのひとつにまるでオモチャ箱をひっくり返したかのような、独創性に満ち満ちた数多の「ステージ」が挙げられるだろう。

『土管の中』から始まり『キノコ王国』や『恐竜ランド』といった架空の国土、果ては現世における最後の未開ゾーン――『宇宙空間』までも制覇したマリオ。

膨張して行く世界観――この流れからして、今作のステージは現世ならざる場所『死後の世界』くらいしか残っていないんじゃないか、などと筆者は愚考していたのだが、しかしその予想は見事に裏切られた。

何とも驚くべきことに、今作のステージはあの激安の殿堂――『ドンキホーテ』なのである!

ドンキホーテ
(まさにオモチャ箱をひっくり返したようなステージだといえる)

マクロからミクロへ。宇宙空間から身近なドンキホーテへ。
インフレ的構造を解体することで、結果マリオシリーズの寿命は半永久的なものになる。長期的展望を見据えた勇気ある決断だと言えるだろう。
(また、ひょっとすると、マリオは遂にゲームの枠を超えて現実世界へと飛び出したのだ――と言うメタフィクション的な狙いがあるのかもしれない)


【ザ・ニュージャンプアクション】

マリオシリーズの大きな特徴といえば、とにかく操作しているだけで気持ち良い、その絶妙なアクション性が挙げられるだろう。特にジャンプアクションは、マリオシリーズの肝であると言っても差し支えの無い、重要なアクションである。普段「女性に踏みつけられたいなあ」と考えたり、うっかり呟いたりする筆者ですら、ことマリオシリーズにおいては、思わず敵キャラを踏みつけてやりたい! と嗜虐的になる程、マリオのジャンプアクションは気持ちが良いのである。

今作では、このジャンプアクションに驚くべき改革が施されているという。それが「ジャンプ3回の制約」である。
この制約は、今作の舞台が「ドンキホーテ」という商品がひしめき合ったショッピングストアであることを考慮した結果、生まれたものであるという。文字通り、今まで無尽蔵に繰り出すことの出来たジャンプアクションが、1ステージにつき3回までに限定されており、それ以上にジャンプを繰り出してしまうと、アルバイトの店員に激怒され、ステージの最初からやり直しとなるのである。

我慢の限界
(激怒する店員。一度目のジャンプでは睨まれ、二度目には激しい舌打ち、三度目にもなると恐ろしい血管が店員の額に浮くこととなる)

この「ジャンプ3回の制約」により、今作では今までのマリオシリーズでは味わうことの出来なかった独特の緊張感が生じている。確かに今までのようなやりたい放題の開放感は少し減じたかもしれないが、その代わりに一度のジャンプの大切さや、どのタイミングでジャンプを行なうのかといった戦略性、あるいは狭い通路で棚の商品をボロンボロンこぼしながらジャンプを行なう背徳感などを味わうことが出来るのだ!

また、気弱な店員が居るエクストラステージも用意されており、そこでは店のことなど考えずに思いっきりジャンプアクションを堪能することも出来るようだ。今までのファンもホッと一安心と言ったところだろう。

気弱
(このバイト店員、ネット上では恐ろしく強気)


【ザ・ニュー操作】

今作での気になる操作方法は以下の通り。熟考・洗練された操作方法で、快適にマリオを動かすことが出来るぞ!

3Dスティック――マリオの移動。

Aボタン――ジャンプ。

Bボタン――商品を見る。商品を手に取る。

Zボタン――商品を棚に戻す。商品をレジに出す。

wiiリモコンを振る――レシートをビリビリに破る。


【ザ・ニューマリオ】

マリオシリーズでは、マリオの変身もまた大きな魅力である。
特定のアイテムをゲットすることによってマリオは変身し、様々な能力を獲得することが出来る。過去のシリーズを見返してみても、ファイヤーマリオにカエルマリオ、マントマリオにブーツマリオ、メタリックマリオにハチマリオ、バルーンマリオにアイスマリオ等など、枚挙に暇が無い。
大胆な変革が試みられている今作でも、変身能力は確り健在のようだ!

以下に、現在判明しているマリオの変身アクションを紹介しよう。

[イボマリオ]

イボマリオ

変身条件:肌色のキノコを入手。

能力:一定時間、マリオの鼻の頭に尋常ではない大きさのイボが幾つも出来る。変身中はAボタンを押すことでジャンプの代わりにイボを触るアクションが可能になる。


[邪眼マリオ]

邪願マリオ

変身条件:トレパネーション手術を受ける。

能力:全てを見通す第三の眼が額に浮かび、ドンキホーテに並ぶ商品のうち、お買い得な値札が付いているものを瞬時に判別出来るようになる。


[素っ裸マリオ]

すっぱだかマリオ

変身条件:レシートを持っていない状態でリモコンを振ると服を破りだす。

能力:身体がスースーするのでジャンプは出来なくなるが、マリオの気分は徐々に高揚してくるのでプラスマイナスはゼロ。この間は棚の品物を乱暴に扱っても店員に注意されることがない、いわば無敵状態となる。勿論、この素っ裸は文明社会を風刺したものなのである。



【ザ・ニューストーリー】

最後に今作のストーリーの導入部分を紹介しよう。今作には、通常のマリオシリーズには見られない、壮大かつ深淵なドラマが用意されているそうだ。
この物語に、宿敵クッパや弟のルイージ、恋人ピーチ姫などといったお馴染みの面子がどのように絡んでくるのか、今から興味は尽きることを知らないのである。

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それは透き通るように寒い、ある冬の夜のことでした……。

「ウォォォォォォォォ!」
キノコ王国に、突如として大きな大きな叫び声が響き渡りました。
声の主は――そう、マリオ。
度重なる冒険のストレスから、髪の毛が面白いくらいに抜け出す周期に入ったマリオが、痙攣的な絶叫を残して家を飛び出したのです。

「やれやれ、また兄さんの悪い病気が出たようだぞ……」
翌朝――主が不在のベッドに散乱する髪の毛を見つめながら、弟のルイージはそっとため息をつきました。マリオはいつの頃からか、ストレスを発散するためにすっかり買い物依存症に陥っていたのです。買い物依存症といえば一般的には女性の病気というイメージが強いのですが、一概にそうとは言い切れません。むしろお金を稼ぐ機会が多い分、男性の買い物依存症は性質が悪いとさえ言えるのです。
「ということは、兄さんめ、あそこに行ったに違いないぞ……」
あそこといえば決まっています。
そう――男の買い物心を刺激する、激安の殿堂ドンキホーテと!

同じ頃――大魔王クッパは、先の戦いでマリオに負けた傷を癒すため、二ヶ月近く自分の甲羅の中に閉じこもり、すっかりインターネットにはまり込んでいました。特にお気に入りなのが、楽天でのネットショッピング。家にいながらあらゆる品物を購入出来るというそのお手軽さから、必要以上に商品を購入して行くクッパ。
「グハハハハハ……! やったぞ! 遂にプラチナ会員になってやったぞ……!」
影は光によって生じるもの――そのことわり通り、大魔王クッパもマリオと同じようにどっぷり買い物依存症に陥っていたのです。

「マリオったら……大丈夫なのかしら。そろそろカードの限度枠が一杯だって言ってたのに……」
マリオ失踪の報告をルイージから受けたピーチ姫は、憂いを帯びた表情で窓の外を眺めます。日はとっぷりと暮れており、窓の外には満天の星が広がっています。
「私のせいだわ……私がいつもいつもアホみたいに攫われるから、そのストレスで彼は……」
爪のマニキュアがしっかり乾いたのを確認すると、ピーチ姫は祈りを捧げるように手を組んで、夜空の星に願いを託します。
「ああ、マリオ……どうか無事でいて……後それと……明日、伊勢丹に買い物に行くので、どうかどうか晴れますように……」
当然のことながら、ピーチ姫も極度の買い物依存症。いいえ、不必要な物を買い、下々の者達に富を分配するのは、王族である自身の義務である――そう思っている彼女には、もはやその自覚さえないのです。彼女こそまさに、ナチュラルボーン買い物依存症。買い物依存症の中の買い物依存症なのです。

「畜生、髪の毛が何だって言うんだ……! 俺は……俺は何だって買えるんだぞ!」
クレジットカードを握り締め、我等がマリオは激安の殿堂ドンキホーテの入り口に立っています。
店内にはテレビ、掃除機、冷蔵庫、自転車、健康器具、CDにDVD、食料品や雑貨品、ありとあらゆる品物が、一見すると無秩序に、そのじつ秩序立てられて、所狭しと並んでいます。
「あれも買ってやる! それも! これもこれもこれも! 全部買い占めてやる!」
ドンキホーテの入り口で吼えまくるマリオ。
果たしてマリオは、カードの限度枠を超えることなく、無事に渇いた心を満たすことが出来るのでしょうか……?

今、マリオの新しい大冒険が始まります……。

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今後もこのゲームの新しい情報が入り次第、即座に当ブログでお伝えしていく予定だぞ! どうぞお楽しみにね!
ちなみにテレビゲームが大好きな筆者だが、人生というゲームに関してはどうやらGAME OVERを迎えつつあるようだぞ! トホホ……トッホホ!
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