いつまで経っても他人行儀

2005.08.10 → フィクションですよ、存在自体が
タフネスな僕は普段大阪に住んでいる訳なんですが、現在諸事情で東京に来ております。
そんで、夜行バスの時間配分を間違った為に、朝の六時から漫画喫茶に入り浸ってます。
家に居るのとやってること変わんねえな。

そんな訳で、しばらく更新が止まるかもしれません。
とりあえず下の奴でも読んでてよ。


[Mr,ムー 特別インタビュー]

――今日はヨロシクお願いします。

「よろしく」

――早速ですが、Mr,ムーさんがマジックを始められた経緯を教えて戴けますか?

「そもそもの切っ掛けは、サイババっているじゃない。アイツがさ、手の平から変な粉を出すじゃない? ビブーティーだっけ? 教師ビンビン物語だっけ?」

――何でも良いですよ。

「僕、当時高校生だったんだけど、あんなのだったら俺でも出来るって思ったんだよ。だって変な粉どころか、股間をちょっと弄れば乳白色の液体だって出せる訳だから」

――それは生理現象ですよね。

「それまで全然マジックなんて興味無かったんだけど、じゃあちょっとやってみるかという軽い気持ちでね、ステッキを布に変えるマジックあるじゃないですか、あれをやってみようと」

――そしたら出来ちゃった?

「いや、もう先ずステッキが家になくてさ。ステッキどころか、当時凄く貧しかったから、家には何もなかったんだよ。本当に何もなかったんんだよ。毎日岩塩食って生きてたし、基本的に家族全員全裸だったし」

――なるほど、ステッキを布に変えてる場合じゃないと。

「そうそう。そんな布があるなら体に巻くよ、っていう話でね。だから、十七の夏かな? 近所のテーマパークでアボリジニーのフリをする、っていうバイトをやってたんだけど、『そこで得たお金を衣服に変える』っていうのが僕の始めてのマジックになりますよね」

――なるほど、物は言いようですね。

「あの時は嬉しかったなあ。未だに覚えてるもん、あの時買ったGジャンの肌触り。……あっ、買ったんじゃねえや、マジックでお金を衣服に変えたんだった」

――そこからMr,ムーさんの長いマジック人生が始まる訳ですね。

「そうですね。あれから四十年、今日までマジック一本で食ってますよ、岩塩を」

――四十年にもなるマジック人生の中だと、やっぱり失敗作のマジックみたいなものもあるんじゃないですか?

「う~ん、失敗って言ったらあれかな『ただの白い紙をお客さんの希望通りの形にハサミで切り抜く』っていうマジックかな」

――もはやマジックのカテゴリーじゃないですもんね、それ。

「カテゴリー云々の話じゃなくて、ハサミを使うのは思いの外危険なんだよね。指の先を切りそうになったりとか……マジックっていうのは危険そうに見えても安全じゃないと駄目だから」

――なるほど。では逆に、思い入れのあるマジックとかってありますか?

「『プチトマトをベランダのプランターで一年かけて成長させる』っていうマジックですかね。生き物は勿論そうなんだけど、植物とかも時間をかけて育てていると、愛着が生まれるもんなんだよ」

――そうですか。では、マジックをする上で心がけていることってありますか?

「マジックでは特にありませんね。ただ、トマトを育てる上で心がけている事としては、肥料をやり過ぎないって事ですね。永田農法だかに倣って、ギリギリの肥料と水で育ててます。こうすると、トマトは少しの養分を吸収しようと必死になる。結果として美味しいトマトが実るんですよ」

――では、最後に何か一言お願いします。

「トマトに岩塩かけて食うと美味いよ」

――本日はありがとうございました。



そんな訳で、東京砂漠に十日ほど滞在しますが、予定がガラ空きなんだよ……。
ほんと、どうしよう……。
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(02:39) その他 / トラックバック(0) / コメント(2) /
エロイムエッサイム / HOME / 三万円貸し借りデスマッチ 三十分一本勝負
この人ただのトマト農家の人だったー!!

というわけで東京進出おめでとうございます。Mr.ムーと一緒にお待ちしております。
2005.08.12 (15:13)/ URL / #6elSjn0U / [ 編集・削除 ] /
ホームシック びんちゃんさん
いいえ、トマト農家ではありません。
割合としては岩塩とかの方に力を入れています。

リピートアフターミー。
2005.08.20 (22:31)/ URL / #kpr1dOdg / [ 編集・削除 ] /






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