いつまで経っても他人行儀

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2006.01.23 → 続・妖怪図鑑
妖怪が好き! 大好き! 茫洋たるこの現実世界を抜け出し、今すぐ彼岸に存在する怪しの世界へ駆け込みたい! 携帯電話のメモリーが四十件に満たない現実から、メールの着歴がTSUTAYAのクーポンメールでびっしり埋まっている現実から、目を逸らしたい!

以上のようなメンへラーの如き発想で、暇な休日は幻想小説などを読み耽って過ごしている訳ですが、現実というのは酷なものでして、待てど暮らせど僕の眼前に異界の世界が口を開ける気配はなく、開くのは「あー、謎めく妖艶な人妻が目の前に現れないかなー」などと呟く僕の口ばかり。

なるほど、冷静に己を客観視してみますと、確かにこれでは友達の数が日毎に目減りして行くのも頷けます。それどころか、翌々思い返してみますと、僕には端から友達など存在しておらず、僕が友達だと思っていた彼等・彼女等は、僕が勝手に作り出した幻想なのでは……? という疑惑すら、ふつふつと強まって参りました。

言われてみれば、携帯のメモリーに登録されている友達の電話番号は全て「11」で始まり「7」で終わる形式で統一されておりまして、電話をかけてみても、皆一様に僕に時間をお知らせするばかりで会話もままなりません。
そんな馬鹿な……以前はちゃんと言葉のキャッチボールが成立していたのに……(例:「今何時?」「九時をお知らせします」)
どうやら、意図せぬ形で異界の口はぽっかりと僕の眼前に開いてしまったようです。

さて、念願叶いまして僕は遂に異界へと足を踏み入れた訳ですが、アウターゾーンなどと気取ってみたところで所詮それは僕の主観に過ぎず、この世界は僕が少しばかり認識を違えただけの、れっきとした現実ですので、外部からもたらされる面白い事柄など、なにひとつ起きよう筈もありません。
このままでは、またしても「書くことがない」という状況に陥ってしまいますので、今回は友達を幻視出来なくなった僕が、精神の安寧を保つため、代わりに幻視するようになりました妖怪達の中から、数体をピックアップし、ここに皆様にお披露目するという形を取らせて戴こうと思います。

以上を要約しますと「何も思いつかないので以前書いた記事の焼き直しを行なう」ということになります。どうもありがとう御座いました。

――――――――――「妖怪図鑑」―――――――――――

『鉱物妖怪:ぬめり顔」

20060123024600.jpg


[生息地]
ユニバーサルスタジオジャパン

[特徴]
ゴツゴツとした、まるで岩石の如き皮膚感で、大きな人間の顔のような形状の妖怪である。
ただ、皮膚感とは裏腹に、触ってみると思いの他ぬめっているらしく、名前の由来もここから来ているそうだ。もしも触れてしまったら、手の気持ち悪さと同時に、裏切られたという感覚は拭いがたいものがあるだろう。
人間でいうところの「顎下」の辺りに見える、何本もの小さな手足のようなもので移動するらしいが、こいつが移動するのは年に二回程度で、応援しているグラビアアイドルが脱いだ時だけだという話だ。

[対処法]
ぬめり顔自体に悪意はないが、生息地がユニバーサルスタジオジャパンだということを考慮すると、マスコットキャラクターだと勘違いして近付いた子供達の楽しい一日が大変なことになってしまうので、あなたがユニバーサルスタジオジャパンの社長なら早急に対処する必要がある。
ただし、ぬめり顔は温和な妖怪ではあるが、もしも排除に暴力を用いたりすると、辺り一面にコンソメスープのような匂いの、尋常じゃなくぬめった液体を撒き散らすので、出来る限り穏便な解決法を用いた方が良いだろう。
どうやら男性の筋肉が嫌いなようなので、シュワルツネッガーを来日させてみるのが効果的かもしれない。


『逆さま妖怪:お焦げさん』

20060123024538.jpg


[生息地]
場末の映画館

[特徴]
「逆様さん」という、場末の映画館の天上に一日中ぶらさがっていた妖怪が、ある時上映されていた映画「スパイダーマン」に衝撃を受け、焼きゴテで自分の全身にスパイダーマンと同じような網目模様を入れた。
だが、逆様さんの意図に反して、それは「網目」というよりも「焦げ目」となってしまい、その結果逆様さんは「お焦げさん」と呼ばれるようになった――。
なんとも物悲しい由来を持つ「お焦げさん」だが、生来の明るい性格で「まあ、釜飯とかでもお焦げの部分は好きだし」と今の自分をポジティブに受け入れているのがせめてもの救いであろう。

[対処法]
悪さをするどころか、困っている人を放っておけないタイプの妖怪だから、暖かく見守ってやるのが良い。「よっ! このスパイダーマン!」と言ってやると非常に喜び、ポップコーンを奢ってくれるという記録もある。
ただ、あなたが劇場の関係者で、毎日毎日ただで映画を見られるのは腹立たしい! という偏狭な人間ならば「お前は妖怪じゃなくて最早炭素だよ!」と言ってやると良い。
いくら明るい性格のお焦げさんでも、さすがにしょげ返ってしまうだろう……。


『植物妖怪:葉霧太郎(はむたろう)』

20060123024521.jpg


[生息地]
鳥取砂丘

[特徴]
数十年に一度、鳥取砂丘に濃霧が発生することがある。そういう時には葉霧太郎が出るから、砂丘を歩いてはいけないと言われている。
容貌は砂の中から葉っぱが直接顔を出したようで、動きはにょろにょろとしており、動きにあわせて体中から激しい霧を発生させ、砂丘上の人を迷わせる。
迷い人が男性である場合は、そのままどこか別の世界へと迷い込んでしまうとされており、一説には、その異世界は綺麗な女性が裸で闊歩している世界だそうで、迷い込んでしまった者は精気を吸われ尽くし、最終的に葉霧太郎になってしまうのだという。なんとも羨ましい話である。
葉霧太郎の「葉霧(はむ)」は当て字で、「食むられる」の「食む」が転じたものだとする説もある。

[対処法]
砂丘に迷い込んでしまうと、どうしようもないらしい。
でも、綺麗な女性の群れに食むられるなら別に良いじゃない!


『ものぐさ妖怪:谷口君』

20060123024618.jpg


[生息地]
世界中

[特徴]
基本的に後ろに手を組んで突っ立っている姿で見受けられる。
口癖は「面倒くさい」で、腹立たしいくらいそれしか言わない。腹立たしい柄のシャツと腹立たしいジーンズ姿、更に腹立たしいくらいに臭い腋の匂いと、腹立たしいくらいに伸ばしっ放しの髪形が、見る人の腹立ちを誘う。
憑依するタイプの妖怪なのだが「憑依するのも面倒くさい」ので滅多なことでは動かないし、仮に憑依しても「なんか影響を与えるのも面倒くさい」ので殆ど影響は無いとされている。
ただし、ブログの更新といった、生きて行く上で必ずしも必要ではない事柄に関しては、微弱ながら影響を及ぼす場合もあるようだ。
お気に入りのホームページがなかなか更新されない場合は、管理人がこいつに憑依されてしまっているのかもしれない。

[対処法]
別に生きて行く上では問題ないのだが、あんな顔立ちの奴に憑依されているのは腹立たしいので、とりあえず祓う必要があるだろう。
ブログの更新などを頑張ってみると良いらしいが、一度憑依されてしまうと「祓われるのも面倒くさい」と言い張り、なかなか体から出て行こうとしないから困ったものである。
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(20:59) その他 / トラックバック(0) / コメント(6) /
モテ考察論 / HOME / キメラ
谷口君って友達? 一騎さん
 なんかもう妖怪とかのレベルじゃなくなってる・・・
まぁ・・・前は水虫だったし・・・
 
 なんか絵がうまくなってる気がするのは俺だけですか?
 
 ちなみに僕は、メルアドが不明という「本当に大丈夫か?」という状況なので、TSUTAYAからすらメールが来ない・・・
 
 寂しい・・・
2006.01.23 (21:15)/ URL / #- / [ 編集・削除 ] /
谷口君って友達? のさっぷみさきさん
こんばんわ。
ぬめり顔さんって、女性かと思いました。
男性の筋肉にはんのうするから。w
でも、グラビアアイドル応援してんのカー!
KABAちゃんのような存在のなのかしら・・・
2006.01.24 (00:49)/ URL / #- / [ 編集・削除 ] /
ウイテンペン みやたさん
マクラの部分だけでお腹いっぱいです。おもろ。

お焦げさんの「逆さま妖怪」という設定は、後付けで
あるとお見受けします。

ただ焦げてるだけじゃ芸がないよなー。
そうだ、逆さまにしちゃえ! みたいな。
2006.01.24 (07:10)/ URL / #- / [ 編集・削除 ] /
ターキー びんちゃんさん
一騎さん>

こんにちは。
タイトルでお尋ねの「谷口君って友達?」という件ですが、いくら僕が「ちびまるこちゃんが実写化か……」などというホットな情報を、いつ友達が出来ても良いように、ネットを駆使して収集することに余念がない程の寂しがり屋だとはいえ、紙上に存在する人物を友達だと認識し「さくらももこは何で離婚したん?」などと、ノートに向かって呟いたりする程のドリーマーでは御座いません。
ですので残念ですが、解答としましては「違います」
そもそも谷口君は、僕に友達と呼べる人、あるいは概念が存在しないからこそ発現した訳でありまして(何故というに、友達がいればひとりでノートに谷口君を書いたりしないから)言ってみれば彼は僕にとって、友達どころか、ある種の忌み子だとさえ言えるのです。この理論を煮詰めて行きますと、最終的には「ちびまるこちゃん」もコミカルな忌み子だといえるかもしれませんが、そこはまた少し話がずれてしまいますので詳しくは割愛させて戴きます。

寂しい・侘びしいという気持ちは、日本人が持って生まれたものですので、これは最早どうしようもありません。ここはポジティブに、来世に期待しましょう。


のさっぷみさきさん>

こんにちは。
タイトルでお尋ねの「谷口君って友達?」という件ですが、一騎さんへの返信で答えを出しておりますので、どうぞそちらを参考にして下さい。キーワードは「忌み子」と「さくらももこ」です。まるで横溝正史の小説みたいですね。

「ぬめり顔」が女性なのか男性なのか、はたまた雌雄同体なのかは良く解りませんが、細かい部分は適当に各自夢想して戴く形式を採用しておりますので、どうぞのさっぷみさきさんのお好きなようにカスタマイズして行ってください。この理論を発展、商業漫画に応用したものが現在の「同人誌」となる訳ですが……とりあえずKABAちゃんのような存在ではないでーす。


みやたさん>

こんにちは。
タイトルにあります「ウイテンペン」がなにを指すものなのか良く解りませんが、多分「テリーマン」の従兄弟かなんかだろうと自己解決させて戴きましたので、どうぞご安心下さい。

お焦げさんの「逆さま妖怪」という設定は、お察しの通り後付けでありまして、さすがは慧眼だなあ、んもぅ……。
ただ正確には後付けというよりも、これは偶然の力に拠るところが非常に大きく――と言いますのも、良く確認もせず適当に絵をスキャナーに放り込みましたところ、絵が逆さまにスキャニングされてしまいまして、うわー反転などの作業を行なうの面倒だなー、まあこのまま逆さまにしとこっかなー、という極めて怠惰な思考を経て「逆さま妖怪」という設定が生まれたのでした。
スパイダーマンに憧れて……などという設定もその時点で思いつきましたので、結果としてスキャナーにちゃんと放り込まれていましたら、お焦げさんは本当に体が焦げているだけの、「戦争の怖さ」的なものを教えるキャラクターになっていて、現在よりも格段にエンターテイメント色が薄まっていた可能性が高いのでした。
そしてこの偶然の力を応用して、僕はこの返信の落ちを綺麗に決めようと思っていたのですが、どうやら何も出て来ませんでしたので、このまま終わります。
2006.01.25 (00:28)/ URL / #kpr1dOdg / [ 編集・削除 ] /
単行本化希望 KPさん
携帯のメールは牛角のDMと出会い系ウザスパムメールしか届いていません。
どうみても孤独です。どうもありがとうございました。
2006.01.29 (01:01)/ URL / #6elSjn0U / [ 編集・削除 ] /
ジャジャジャーン びんちゃんさん
KPさん>

僕も単行本化したいと考えておりますので、どうぞ当ブログの宣伝の程、バンバンバンバンお願い申し上げます。生協の白石さんみたいになりたいでーす。
2006.01.30 (00:29)/ URL / #kpr1dOdg / [ 編集・削除 ] /






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